WindowsからMacに乗り換えたとき、これは凄いと思ったのがTimeMachineです。
ただ、今までの自分の環境ではTimeMachineを取る為にわざわざポータブルHDDを接続して実行していたのですが、これがまためんどくさい。
めんどくさがっているうちにTimeMachineを取らなくなったのですが、DS216jであれば、Wi-Fi経由で意識せずにバックアップを取る事が出来そうなのでさっそく設定してみます。
DS216jの設定
まずはNAS側にTimeMachine用の設定を行います。
TimeMachine用ユーザーの作成
TimeMachineは大変便利なのですが、初期状態だとHDDの容量がある限りバックアップを作り続け、最後には全てHDDが埋まってしまいます。
それを回避する為に、NASのユーザーIDで容量制限を設けます。
「コントロールパネル」から「ユーザー」を選択します。
「作成」ボタンを押下。
任意の名前、パスワードを入力し、「次へ」ボタンを押下。
「次へ」ボタンを押下。
「次へ」ボタンを押下。
「割り当て」に任意の容量を入力します。自分のMacBookProのSSDが512GBでTimeMachineの推奨容量は自分のHDDの2倍と言われていますが、今回は等倍で割り当てます。理由は別の機会に。
ただし、ここで容量を割り当てないとHDD全てが持っていかれますので、必ず設定を行って下さい。
「次へ」ボタンを押下。
「次へ」ボタンを押下。
「適用」ボタンを押下。
これでTimeMachine用のユーザーが作成できました。続いて共有フォルダを作成します。
共有フォルダの作成
TimeMachineのバックアップ先を分かりやすくする為、専用の共有フォルダを作成します。
「コントロールパネル」から「共有フォルダ」を選択します。
「作成」ボタンを押下。
共有フォルダの名前を入力します。場所はボリューム1しかないので変更しません。
TimeMachine用フォルダにゴミ箱は必要ないと思うので「ゴミ箱を〜」のチェックを外し、「OK」ボタンを押下。
一応、フォルダへのアクセス権はTimeMachine用ユーザーのみにします。
「OK」ボタンを押下。
これで、新たに作成された共有フォルダが表示されます。
TimeMachineのバックアップ先を設定
作成した共有フォルダをTimeMachineのバックアップ先として設定します。
「コントロールパネル」から「ファイルサービス」を選択します。
「詳細」タブを選択し、「Time Machine フォルダの設定」ボタンを押下。
ポップアップメニューが表示されますので、作成した共有フォルダにチェックが付いている事を確認し、「適用」ボタンを押下。
「AFP からの Bonjour Time Machine ブロードキャストを有効にする」にチェックを入れ、「適用」ボタンを押下。
今のAppleの推奨はSMBで接続する事らしいのですが、調べるかぎりでは色々とトラブルがあるようなので、問題ないとの確信が持てるまではAFP接続で使用します。
ここまででようやくNAS側の設定が完了です。
一区切り
NAS側だけで結構な手順となったのでここで一旦、区切ります。 次回は、MacBookPro側の設定を行います。